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ギズモード・ジャパンより転載

ただ写すだけなのに楽しい。

突然ですがみなさん、プロジェクター持ってますか? 僕の友人が買ったらしいのですが、あんまり個人がプロジェクターを買うイメージがなかったので僕は少しびっくりしてしまって。学校とかで見たことはありますが、家にホームシアターがある人以外はプロジェクターって持ってないイメージがあって。なにかと高級なイメージがありますし……。

でも時代は21世紀、プロジェクターさえも安く買えちゃいますよ。

試しにAmazonで「プロジェクター」と検索してあげると、こんな感じ。1万円くらいで買えるプロジェクターがたくさんヒットします。ひとつひとつ商品を見ていったところ、デザインもスペックも同じでメーカー名だけが違うものがたくさんあったので、おそらくOEM製品でしょう。

さて、家にプロジェクターを置くことなんてあんまり考えたことなかったけど、1万円で買えると思うとなんだが気になりますよね。家族そろって大きな画面で映画をみたり、はたまた1人で贅沢に使ったりなんてのもアリ。そう考えると、1万円でプロジェクターを買えるって「豊かさのコストパフォーマンス」が高いのでは…?

ということで買ってみました。プロジェクターとしてのスペックも調べつつ、実際に1万円でデジタルライフが豊かになるのか試してみます! 夢のプロジェクター生活にスイッチ!

届いたのはこちらのプロジェクター。

本体はすごくコンパクト。奥行きのサイズは、iPhone 7 Plusよりも小さくて、

片手で簡単に持てちゃうサイズ感です。このプロジェクターの本体のサイズは、幅18.7cm×奥行き14.9cm×高さ7.7cm。同じ価格帯のもののサイズをみると、大体これくらいの大きさでした。

このプロジェクターを選んだ理由は価格が安かったからですが、家で使うなら目に入りにくいこれくらいのサイズが手軽でベストだと使い始めてからわかりました。

さて、次に設置をしていくのですが、基本的には普通のモニターと同じ。電源を繋いで、映像を出力したい端末とHDMIで繋いであげれば準備オッケーです。

そして自宅のいいカンジのところに設置して…いよいよ電源を入れます。ドキドキワクワクです……。

ピカッ!


きた! 投影できた! とにかくでかい!

僕の設置では、画面サイズは約100インチ。設置したところは壁から3mほど離れたところなんですが、それでもプロジェクターの光量は十分です。

1万円プロジェクター光量は1,200〜1,500ルーメンほどで、このプロジェクターも1,500ルーメンなんですが部屋を暗くさえすれば問題ありません。

ただし、投影できる画像の質は価格相応といった感じ。上の写真でもわかるように、近くと文字が読みづらいですね。

というのも1万円プロジェクターの解像度は大体どれも800×480と、SVGA(800×600)にも及びません。フルHD(1,920×1,080)の解像度に慣れきってしまっている現代人からすれば、質が気になります。そして、なかなかピントが合わない箇所があったりもします。

でも投影面から3mほど離れて、映像を見る分には全然大丈夫です。

なんにせよ、一番大切なのはスペックとか画質じゃなくて、プロジェクター生活を始めるってことです。休日に部屋を真っ暗にして、大画面で映画を見るのは至福ですし、家事をしながら何気なくYouTubeを垂れ流しにしておくだけでも十分楽しめるんです。

あとあと! Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)をプレイするのもすごく楽しいんですよ。やっぱりSwitchって、プレイスタイルを切り替えられるのが醍醐味で、切り替えたときの画面サイズの差が大きければ大きいほど、Switchのギミックに感動できるんです。そんなことも気づいちゃいました。

結論、プロジェクターひとつで僕のデジタルライフは豊かになりました。見るものすべてをプロジェクターで流すわけではないですが、いざというときに手軽に使える。そして映像の迫力はスゴい。この2つが1万円プロジェクターの魅力なんです。

引っ越しの多い季節、みなさんも新居でプロジェクター生活にSwitchしてみるのはどうでしょう?

image: 山本勇磨

(山本勇磨)

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