配達物受け取り時の一歩に。玄関に置いて使用するアイテム「トビイシ」

突然の来客に慌てて玄関へ駆け寄り、何も履かずにそのまま一歩踏み出してドアを開ける……。ついつい、やってしまいがちだ。

しかしそんな時に一歩踏み出しても気にならないアイテムがある。

足元のスポットをつくり出す「トビイシ」

丸いタイルのような「トビイシ」は、玄関先での対応から部屋に戻るまでの快適で清潔な足元のスポットをつくりだしてくれるアイテム。

「トビイシ」というだけあって、表面は石模様になっている。滑り止めゴムがベースで、素材は柔らかい合成皮革なのでソフトタッチ。

一歩踏み出せる清潔なエリア

この発想をカタチにしたのは、東京で活躍するイギリス人ダンカン・ショットン。主に、雑貨、包装、グラフィックを手がける若手デザイナーだ。靴を脱がない文化の人の発想なのかと思いきや、意外にも、イギリス人も家の中では靴を履いたままなのは失礼と考えるのだとか。

しかし「玄関」という仕組みがある日本とは違うイギリス人の彼は、玄関という空間での重要な欠点である清潔なエリアが無いことに気づく。ふとした来客時に玄関で靴を踏んだり、靴下のままというのは多くの人が経験済みだと思うだが、彼は京都の平安神宮にある池をヒントに「飛び石」というアイディアを反映させたのだ。

玄関に片足をついて扉をあけたり、遠いドアノブまで体を無理やり伸ばしたりする必要は無くなり、足の裏も清潔に保つことができる。

広い玄関には複数並べて使用

広い玄関には、いくつか並べると本当の「飛び石」のようだ。また、玄関に限らず直に足を踏み入れたくない場所でも使える。

カラーはダークグレイ・ライトグレイ・グレイの3色。

急な来客時にも靴を踏むことなく、靴下の汚れを気にすることなく、躊躇せず一歩踏み出せる。

玄関にひとつあると便利なアイテムだ。