スポーツ

2020.04.03

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大リーグレンジャーズのツイッターキャプチャー



[イ・ギョンミ]

米プロ野球大リーグ(MLB)レンジャーズの秋信守(チュ・シンス)が新型コロナウイルスの感染拡大で経済的に厳しくなった傘下マイナーに所属する選手191人に1人当たり1千ドル(約11万円)を支援する。計19万1千ドル(約2100万円)。AP通信やESPNなど米メディアが1日(現地時間)に通じ、レンジャーズもチームのツイッターにこのような内容を投稿した。

2001年にマリナーズに入団し、その後、マイナーリーグで約7年間プレーした秋信守は、その7年間の苦労を思い出し、「現在のマイナーリーグのシステムは、15~20年前に比べて発展しているだろうが、相変わらず厳しい。特に経済的に厳しい」と支援の背景を述べた。

また、「この支援で、マイナーリーグの選手たちがお金の心配をせず、野球に集中してほしい」と明かした。

今回の支援を受け、マイナーリーガーのエリ・ホワイト選手は、自ら韓国のあるメディアにメッセージを送り、秋信守への感謝の気持ちを表した。ホワイト選手は「キャンプが中断し、どうすればいいか分からなく困っていた時、秋信守が経済的に支援してくれた」とし、「他のマイナリーガーの分まで感謝を伝えたい」と話した。


秋信守は先月10日、新型コロナウイルスの感染拡大が広がっている大邱(テグ)広域市に2億ウォン(約1800万円)を寄付した。


km137426@korea.kr